ブログ フリーランサー · 2026年6月19日

フリーランスが安く請けすぎる理由:時間記録が見せる本当の原因

料金を決めたときは妥当に見えた。でも案件後の計算では違う結果になる。提示単価と実際の収入の差には、具体的で直せる原因があります。

フリーランスが、見積時間と実作業時間の差が見えるプロジェクト時間ログを確認している
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安く請けすぎる原因は単価だけではない

フリーランスは、収入が思ったほど残らないとき、時間単価が低すぎたと考えがちです。もちろん単価は重要です。しかし、より多い原因は、すべての作業時間を数えていないことです。

顧客との連絡、要件確認、会議準備、修正、納品後のサポート、作業に戻るための準備時間。これらは少しずつ利益を削ります。

見積もったのは中心作業だけ。実際に行ったのは納品全体。その差が、安く請けすぎの正体です。

スコープ増加は少しずつ起きる

スコープ増加は、突然「無料で10時間追加してください」と言われる形では起きません。小さな依頼が積み重なります。ここを少し直してほしい、ついでに見てほしい、会議が20分延びた、納品後にもう1回だけ修正したい。

一つひとつは妥当に見えます。しかし合計すると、20時間の案件が31時間になります。固定料金が変わらなければ、実質時給は下がります。

プロジェクトの時間記録があれば、この積み重なりが見えます。どの顧客で連絡時間が増えるのか、どの案件タイプで修正が多いのか、どの作業をいつも低く見積もるのかが分かります。

本当の時給を見る

見るべきなのは提示単価だけではありません。案件終了後の実質時給です。総収入を、納品作業、連絡、管理、会議、調査、修正、サポートを含む総作業時間で割ります。

2,000ドルの案件を20時間と見積もれば、時給は100ドルに見えます。しかし実際に38時間かかったなら、実質時給は約52ドルです。次の見積もりでは、この現実の数字を使う必要があります。

時間記録は、「この顧客は大変だった」という感覚を、「連絡と修正で平均35%多くかかる」という判断材料に変えます。

記録を使って価格を直す

安く請けすぎることは、意思の弱さではありません。フィードバックのない価格設定の問題です。どの作業を時間課金にするか、固定料金に何回の修正を含めるか、連絡時間をどれだけ見込むか、どの顧客には事前調査フェーズを設けるかを決める必要があります。

案件後に、見積時間、実作業時間、未請求時間、修正時間、連絡時間を確認します。数件分たまると、一般論ではなく自分の事業に合った見積データになります。


HRaaS は、フリーランスがプロジェクト別に作業セッションを記録し、タイムシートをエクスポートし、見積時間と実作業時間を比較するのに役立ちます。利益改善は、隠れた時間を見ることから始まります。

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